デザイン?機能?注文住宅の屋根はどうやって決める?
なぜ屋根は慎重に選ぶべきなのか?
家の屋根には直射日光や風雨あるいは騒音などを防ぐ基本的機能がある他、家屋全体の印象も左右するため、デザイン面でも大きな役割を果たしています。したがって注文住宅を検討する際には、屋根の選択も慎重に進めることが肝心です。その際には幾つかの基本的なポイントを知っておくことが求められます。自分たちが住まいに求めるコンセプトや条件の整理にも役立つ上、実際の業者との打ち合わせでも自分たちの考えをスムーズに伝えやすくなるからです。
その屋根には耐久性がある?
前述したように、屋根には直射日光や風雨などを防ぐ基本的な機能があります。その機能を支えるベースになるのが、耐久性です。いくら機能やデザインに優れた屋根であっても、耐久性が劣るのであれば、紫外線による経年劣化や風雨による雨漏りなどから、家全体を守ることができません。したがって注文住宅の屋根には、耐久性に優れた素材のタイプを積極的に選ぶ姿勢が求められます。例えば長期わたる耐用年数で知られるジンカリウム鋼板、割れやサビに強いアスファルトシングルなどは、耐久性に優れた代表的な素材と言えます。
注文住宅ならやっぱりデザインも重視!
屋根の部分は建物全体の個性を演出できるため、注文住宅に高いデザイン性を求める方にとっては、うってつけの箇所と言えます。ただしカンに頼って場当たり的に決めては駄目。建物全体のデザインとのバランスをしっかり計算しながら、それに見合った屋根を選ぶことが重要です。例えば伝統的な日本建築ならば、形状は切妻や入母屋の屋根にして、素材を瓦葺きにするのが典型的。あるいはモダン建築の場合には、スタイリッシュな片流れ屋根で、素材もデザインに合わせて柔軟に対応できる、セメント材を取り入れるケースも見られます。
埼玉の注文住宅を建てる際は、ハウスメーカーや地域の工務店に依頼をします。ハウスメーカーや工務店ときちんと話し合って、自分たちの希望を叶えてくれる会社を選びましょう。